3年生 最後の茶道体験
本日は、三年生最後の茶道体験にて、正客という大切な役割を仰せつかり、心静かにお点前をいただきました。「お手前(目の前にあるもの)」とは、過去や未来にとらわれることなく、目の前にある一つ一つの所作や道具を、丁寧に、心を込めて扱うことの大切さを教えてくれます。その時間の流れの中で、周囲の人と気持ちを共有し、穏やかな空気をともに味わうことで、心にやさしい余白が生まれていくのを感じました。
卒業後、それぞれが新しい道へと進んでいく中でも、どうかこのひとときを思い出してください。慌ただしい日々の中にあっても、「今この瞬間」に目を向け、丁寧に過ごすことが、自分自身と周囲を癒す力になることを、今日のお茶の時間が教えてくれたように思います。この仲間との貴重な時間を胸に、3年生それぞれの未来が優しさと豊かさに満ちたものとなることを願います。
















