人権週間&給食開始 6月15日

本日より、1学期の人権週間が始まりました。今日は、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」を読みました。

『みすゞコスモス わが内なる宇宙』矢崎節夫 著より、文章を紹介します。

みんなちがって、みんないい。あなたはあなたでいいのです、といわれているようで、倖せな気持ちになります。
みすゞさんは、なんとすてきなことばを、私たちに残してくれたのでしょうか。
先日、教育出版の小学五年下にのっている『みすゞさがしの旅』の授業を見せていただいた時に、五年生くんから「〔みんなちがって、みんないい。〕って、人殺しでもいいの」とたずねられて、びっくりしました。そこで、次のように答えさせてもらいました。
「[みんなちがって、みんないい。] というのは、一人ひとりがみんな光り輝いている、大切な存在だということです。ですから、人を殺したり、傷つけたり、いじめたりする人は、みすゞさんの〔みんなちがって、みんないい。〕の中には入りません。人を殺したり、傷つけたり、いじめたりする人は、きっと、このことばをまだ知らないから、そんな悲しいことができたのでしょう。〔みんなちがって、みんないい。〕を、ちがうことばでいうと、“まるごと認めて、傷つけない”ということです。小学生のみなさんが、本気でこのことばを大切にして、自分のものにしてくれたら、みなさんが大人になるころには、にほんじゅうから一人も、人を殺したり、傷つけたり、いじめたりする人がいなくなるでしょう。そうなったら、どんなにすてきでしょう。」
まるごと認めて傷つけないとは、愛するということです。
それも、それぞれにたたずんで、“不平等に愛する”ということです。
この世の中には、だれ一人として平等に生まれている人はいないからです。
一人ひとりにたたずみ、不平等に愛して、初めてだれもが平等に幸せになるのです。
学校の中で、職場の中で、自分の心と一番遠い人に、一番心を飛ばす。大変なことですが、それなしには、〔みんなちがって、みんないい。〕は成り立ちません。
〔みんなちがって、みんないい〕とは、大きいもの 小さいもの 力の強いもの 力の弱いもの 有名なもの 無名なもの 有用なもの 無用なもの 見えるもの 見えないもの すべてが尊い ということです。今まで私たちは前の部分、目立つ部分だけを見てきました。しかし、みすゞさんが 甦ってくれたおかげで、そして、こんなにもサラッと、大切なことを手わたしてくれたおかげで、これまで見えなかったことが見えてきました。みすゞさんに感謝したい、そんな気持ちでいっぱいです。

みすゞさんの「倖せ」は、幸に「にんべん」の付いた「倖せ」です。

また、今日から待ちに待った給食が開始され、6校時までの授業日課となりました。

本日の献立 食パン 牛乳 れんこんはさみ揚げ ツナサラダ

給食がいただけることも大きな「幸せ」です。ありがとうございます。

笑顔・立腰・ありがとう